【うつ病9年生のうつ病日記1】パワハラ・モラハラ人間に気をつけろ

うつ病日記

このサイトの管理人のハジメと申します。うつ病と2016年に診断され、今年で9年目です。再発と寛解を繰り返しながら、日々何とか生活しています。

そんな私ですが、昨年末にうつ病の症状が再発しました。現在の状況は

  • 無気力で何もする気がおきない
  • 焦燥感
  • 夜寝れない、朝起きれない

などの症状があり、職場に行けなくなりました。そして、昨年12月から休職していましたが、1月中旬で退職することになりました。

症状再発から一カ月経過し少し気力が戻ってきたのと、今回の再発の原因だった職場から離れることが決まったので少し気持ち的には楽です。ただ家でぼーっとしていたり、就寝時などに不安に襲われることが多いので、気持ちの整理のためにブログに日記を書こうと思います。

読書も少しづつ出来るようになってきたので、気持ちが少しでも楽になる本があれば紹介します。

初回は内容は、自分が今回再発した原因についてです。こんな人は読んでみて下さい。

  • 職場にパワハラおじさんがいる
  • 職場の人間関係にストレスを感じる
  • 職場でやたらと怒られて嫌になる

パワーハラスメントやモラルハラスメントに悩んでいる人は、現代社会でもたくさんいるでしょう。この記事を読んでそうだよね、こんな人いるいると思ってなるべく回避しましょう。

まだいる昭和のパワハラおやじ!その人は自己愛性人格障害かも

自分は医療系専門職で、スタッフの総勢が数十人の個人病院に勤めていました。今回のうつ病の再発の原因になったのは、経営者で院長の医師です。年齢は70歳を超えるおじいちゃんですね。

一昨年の4月に入社したので、まだ勤務して1年8カ月ほどでしたが、最初から人間的には合わなかったと思います。何せ初日の出勤日に、あいさつに行ったら怒られましたからね(笑)

口癖は

  • 患者が減っているのはお前らが勉強不足だからだ(実際は入社してから少しづつ増えてましたが)
  • 俺は昭和の男だからな(厳しくするのは当たり前ということ?)
  • 今期赤字なのでもっと頑張れ(赤字は経営者の手腕では?)

プロとして医療にしっかりと取り組んでいるという自負が強いので、人手不足で仕事がなかなか回らない時も『プロだろう。何とかしろ』で終わります。他にもいろいろありますが、あり過ぎるので割愛します。

この前読んだ本で、その院長にピッタリ当てはまる本があったので紹介します。

kindle unlimited

※kindle unlimitedの読み放題でも、この本を読むことが出来ます。

この本で取り扱うのは『自己愛性人格障害』です。
※自己愛性パーソナリティ障害と同じですが、パーソナル障害の方で書かれているほうが多いです。

具体的に言うとこのような方のことを指します。
※引用:MSDマニュアル プロフェッショナル版

  • 誇大性,賞賛への欲求,および共感の欠如を示す持続的なパターン

このパターンは,以下のうちの5つ以上が認められることによって示される:

  • 自分の重要性および才能について誇大で根拠のない感覚がある(誇大性)
  • 際限ない成功,影響力,権力,知性,美しさ,または無欠の愛の空想にとらわれている
  • 自分が特別かつ独特であり,最も優れた人々とのみ付き合うべきであると信じている
  • 無条件に賞賛されることを求める
  • 特権意識がある
  • 目標を達成するために他者を不当に利用する
  • 共感を欠いている
  • 他者に嫉妬し,他者が自分に嫉妬していると信じている
  • 傲慢かつ横柄に振る舞う

自分は医師ではないので、診断することはできません。でも、内容を見ているとあなたの周りにもこのような人がいるのではないでしょうか。

自分の場合は、入社してから半年ほど『お前は勉強不足だからダメだ』『プロ失格だ』『どうせわからないだろう』とずっと否定され続けました。気力と体力がある時は大丈夫だったのですが、冬になると気力が落ちてきて調子が悪くなりがちでした。

調子が悪いと、ストレスにも弱くなります。しかし、このタイプの人は弱っている時にこそ攻撃してきます。自分の優位性が保ちやすいからです。

本ではこういった人が攻撃対象になりやすいと書いてあります。

  • 欲のない人
  • 強く言い返せない人
  • 友達が少ない人
  • コミュニケーション能力が低い人
  • 人に媚びるのが苦手な人
  • マイペースな人素直で人を疑わない人
  • 自分の方が優位に立てる人
  • 言いなりになる人

自分が反撃に合わない人を狙っているということですね。

そして、そういった攻撃に長く晒されていると、自分でも『自分にも悪いところがある』といった自責の気持ちが出てきます。そうなると、もう相手の思うままです。

では、こういう人にはどう対処したらいいのでしょうか。

相手が自己愛性人格障害かもと思ったら、離れる逃げる一択

本では自己愛性人格障害の患者が治る可能性は非常に低いと書かれています。その理由は、病識がないこと。病識とは、その人が『自分は病気だ』と認識することです。

自分が正しいと思い込んでいる人で、身体的には問題なく生活できています。そんな人に『あなたは病気だから治療が必要です。』と伝えても怒るだけでしょう。

したがって解決策は離れる・逃げるの一択です。

彼らは変わりませんし、私たちは人を変えることができません。自分の心身を一番に考え、壊れる前に逃げましょう。一度心が壊れると取り返しが尽きません。

家族など血縁関係にそのような人がいる方は難しいところがあると思います。しかし、自分のように仕事の関係であればすぐに行動を起こすべきです。仕事は大事ですが、心身を壊してまでするものではありません。


自分は退職してストレスの原因である人物から逃げることを選択しました。そして、決めたことで少しですが、気持ちが楽になりました。まだ、気力の回復には時間が掛かりそうですが、ゆっくりと治したと思います。

今は自分が何もできなくてただ寝てるだけの時も、育児や家事をしてくれる妻に感謝しかないです。皆様もご自分の身体を一番に考えて無理せずに行きましょう。

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