まず本題に入る前にこの記事は
- ロシアという国の戦争行為を批判するもの
- 欧米諸国の正義を語るもの
- 自分の政治的な発言
上記の様な記事ではありません!
自分がこの様な記事を書こうと思ったのは、このニュースを読んだ時でした⇩
誹謗中傷に嫌がらせ 心痛の在日ロシア人「誰も戦争望んでいない」産経新聞
この記事は
もちろん戦争は個人間では全くつながりのない人達が殺しあうという『最悪の行為』ですが、それへの批判を個人に向ける事も、またあってはならないです!
『反戦メッセージを発信する』『難民支援の為に募金する』などプラスの行為は皆が、少しずつやっていけると良いと思います!
ただ『ロシアは戦争犯罪国家だ!』と個人へ暴言を吐いたり、SNSで誹謗中傷したり、ロシア関連のお店の物を壊したりする(それが犯罪です)事は絶対にあってはならないです!
是非最後まで読んでみてください!
ロシア人は悪人か!?
今回の『ロシア・ウクライナの戦争』の悲惨な状態は、毎日ニュースをつければ最新の情報が発信されています!
まず結論として
冒頭のニュースでは『日本国内のロシア料理店や物産品店では、無言電話などの嫌がらせも起きている。』となっています。
今回の戦争はロシア国内でも賛否がありますので『ロシア国家そしての政策➡ロシア人全体としての意見』っという事も間違いです!
自分が普段意識している考え方に『物事をコントロール出来る事と出来ない事に分ける!』という考え方があります。
これは自分の事を考える時も役立ちますが、相手の事を考える時も役立ちます!
この考えを通して、今回の出来事を考えると
上記の事はロシア人個人としてはどうしようもない事です!
在日のロシア人の方は反戦デモに参加する方もいます。
では、なぜ人は誰かを悪人にしようとするのでしょうか?
次の項目で書いていきます!
犯人捜し本能とは
以前の記事で書籍『ファクトフルネス』について書きましたので、そちらにも書いてあります⇩
今回はその中の『犯人捜し本能』について書いていきます!
なにか悪い事が起きたとき、単純明快な理由を見つけたくなる傾向が、犯人捜し本能だ。
~中略~
もし本当に世界を変えたいなら、肝に銘じておこう。犯人捜し本能は役に立たないと。
『ファクトフルネス 第9章 犯人捜し本能より』
世の中を『正義』と『悪』に分ける事は単純で、わかりやすいです!
正義の側に回れば自分が肯定され、ますます悪を糾弾するようになるでしょう。
でもちょっと待ってください・・・
その正義感は今どこに向いていますか?
周りにロシア人の方がいる人は、その人に『自分の正義感』が向いていないでしょうか?
ロシア国家としての戦争行為の悲惨さを目の前のロシア人の方や、SNSに誹謗中傷のメッセージを書き込むことは果たして正しいでしょうか?
- 『国家』と『個人』を分ける!
- 誰かが見せしめとばかりに責められていたら、それに気づくこと!
(ファクトフルネスより引用) - 犯人ではなく、原因を探そう!
犯人を捜して罰しても、システムが変わらなければ、また同じことは起きる!まずはその状況が起きた背景や原因を理解して、それを改善するように力を注ごう!
わかりますよね?
個人への誹謗中傷は人間関係を悪化させるだけで、なんの役にも立ちません!
個人の意見や主張は適切な場所に訴えて、決して個人攻撃はしないようにしましょう!
立場の違う人を理解しよう
国が変われば考え方も変わります!
同じ国でも民族が違えば考え方は変わります!
人が違えば考え方は変わります!
自分以外は全員考え方は違います。
今回の『ロシア・ウクライナの戦争』は侵攻を行い、ウクライナ全土で攻撃を展開しているロシア軍に批判が殺到し、欧米諸国から経済制裁が実施されています。
ロシアは自国の友好国を除けば世界を敵に回している状態になっているように、ニュースでは報道されています(日本は米国側の国家なので欧米寄りの報道が多いです)。
※個人的な意見を言うと今回の国家としてのロシアの戦略は容認できないです💦
ここでは、ロシア国民の立場を考えましょう!
相手の気持ちを考える
日々更新される戦争のニュースの中で、人々が一番心を痛めるニュースが『子供の犠牲者が出た』というものではないでしょうか?
子供は自分で身を守ったり、逃げたりを大人ほど上手にできません。
自分も子供が出来て、以前よりも親の感情をわかるようになったと思います。
自分の子供が誰かに殺されたら、相手を恨んでしまうこともわかります。
ただここでは、相手側の立場に立って考えてみましょう!
ロシアの子供は今の状況をどう感じているでしょうか?
- 自分では戦争はどうしようもない
- 世界が敵になったような状況
- 実際に差別を受けてしまう(国外にいるロシアの方)
ここで皆さんに考えて欲しい事は繰り返すようですが『国家と個人を分ける!』という事です!
これを間違ってしまうと、もし今の戦争が落ち着いてもその次の世代に負の感情が引き継がれてしまいます!
もし上記のような差別をロシアの子供がずっと受けて育ったら、この様に感じてしまうと思います⇩
『自分は何もしていないのに、なんで世界はロシア人は悪と決めつけるのだろう』
次世代にこの様な負の感情を持ち越さないように、その国が気に入らないからと、相手を差別することはやめましょう!
まとめ
今日は『ロシア人は悪人?犯人捜しをやめよう』というタイトルで記事を書きました!
最後にまとめていきます!
ウクライナの人々は『こんなの綺麗ごとだ』と思うでしょう。
今回の戦争の当事者で、現在苦しんでいる人にこの様な事を言っても、傷口に塩を塗るようなものです。
今日の記事の対象は世界中の報道機関から発信されるニュースを見ている自分たちに向けたものです!
おかしい事にはしっかりと声を上げて、早期にこの戦争を終結出来るようにしていきましょう!
そして、もしこれからロシアの人と会う機会があっても一個人として、偏見を持たずに接していきたいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございます<m(__)m>
それではまた!
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