【悩みを古代ローマの哲学者に相談してみた】教えてエピクテトス先生!

ストア哲学

おはようございます!

今日は自分の悩みを古代ローマの哲学者に相談しようと思います!

人は現代も古代も悩みが尽きません!

そんな悩みの相談者になっていたのが古代の哲学者です。

まさに人生の教科書ともいえる知識で悩みを解決してもらおうという記事です!

今日の悩みはこれ!⇩

今日の悩み
  • 辛い過去への向き合い方
  • うつ病などの病気への向き合い方

この二つの質問を古代ローマの哲学者に聞いてみます!

分厚い哲学書を読んでいる専門家ではないですが、自分の気持ちを楽にするために哲学本(主にストア派)を読みまくっているハジメが、先生の言葉を解説していきます!

まず結論として今日の答えは?⇩

今日の先生の回答

Q:辛い過去への向き合い方
A:過去は変えれないが、過去の捉え方は変えることが出来る!

Q:うつ病などの病気への向き合い方
A:病気は身体の妨げではあるが、意志の妨げではない!

それぞれ解説していますので、気になる方は是非最後まで読んでみてください!

まずは講師紹介!

ハジメ
ハジメ

今日は自分の悩みを相談する講師をお呼びしています!
エピクテトス先生お願いします!

エピクテトス
エピクテトス

皆おはよう!それで何に悩んでおるのじゃ?

エピクテトス先生のプロフィールはこちらの記事でも紹介しています!見てみてください⇩

それではいきましょう!

自分の悩み:なぜ自分がうつ病に・・・

ハジメ
ハジメ

なんで自分がうつ病なんかに・・・どうにかして回避できなかったのか😿

これは自分が時々直面する悩みです(抑うつ症状が再発した時などは特に)

うつ病は寛解しているといっても、調子が悪い時はこのような気持ちになってしまいます。

今日のエピクテトス先生への質問はこれ!

今日の質問
  • 辛い過去への向き合い方
  • うつ病などの病気への向き合い方

エピクテトス先生!教えてください!

エピクテトス
エピクテトス

わかった!教えてあげよう

それでは行きましょう!

エピ先生の答え『辛い過去への向き合い方』

ハジメ
ハジメ

Q:辛い過去にどう向き合えばいいでしょうか?

エピクテトス
エピクテトス

A:起こった事実は『我々次第でないもの』じゃよ。しかし、それをどう評価するかは『我々次第であるもの』なのじゃよ。過去は変えれないが、過去の捉え方は変えることが出来るのじゃよ。

起こった事実は『我々次第でないもの』であり、我々にはどうしようもできないが、それをどう評価するかは『我々次第であるもの』なのだ。エピクテトスには、こうした『出来事は決してそれ自体として悪ではない』という強い信念がある。

奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業より引用

ありがとうございます!

それでは解説していきます!

それはコントロールできる事?

ストア派哲学の基本的な考え方の一つに

自分の『コントロールできる事』『コントロールできない事』に分ける!

という考え方があります!

『辛い過去への向き合い方』という質問で考えると・・・

  • コントロールできない
    起こってしまった過去。出来事自体
  • コントロールできる事
    その過去に対する自分の捉え方。評価

起きてしまった出来事を変えることはできません!

『あんなことが無ければ・・・』といつまでも考えていても、前に進むことはできません。

『過去を乗り越える』とは、その出来事を忘れるというよりは、

過去の出来事に対する捉え方を変える(自分の評価を変える)という事なのです。

自分の場合は時間はかかりましたが『うつ病になってしまった』という出来事への評価を変えることが出来ました!

人によって辛い事への基準は違うと思いますが、どんな出来事でも自分の評価を変えることはできると思います!

エピ先生の答え『うつ病などの病気への向き合い方』

ハジメ
ハジメ

Q:うつ病などの病気にどう向き合えばいいでしょうか?

エピクテトス
エピクテトス

A:わしも足が不自由じゃが、それによって不自由を感じた事はないぞ。なぜなら病気は身体の妨げではあるが、意志の妨げではないからじゃ。

 病気は身体の妨げではあるが、意志の妨げではない。もし意志がそう欲するのでなければ。肢体不自由は脚の妨げではあるが、意志の妨げではない。
 君が出くわすことになるどんな事態に際しても、このことをあえて自分に言い聞かすがいい。そうした困難は、何か別のことの妨げではあるが、君自身の妨げではないことがわかるだろうから。

『提要』9:奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業より

ありがとうございます!

それでは解説していきます!

意志は自分だけが自由にできるもの

エピ先生は脚が悪く(晩年のリウマチが原因とみられる)、自分の事を『足の悪い老人』と呼んでいたそうです。

しかし、そんな身体の障害を抱えていても、そのことを気にしない限りは『意志の障害にはならない!と言っています。

これは、『身体の障害は我慢しろ!』と言っている事ではないです。

エピクテトスは闇雲に『我慢する』ことを勧めているわけではなく、どんなにつらい状況に見舞われても、自分の意志だけは自由にできる、と伝えているのだ。

引用:奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業より

エピ先生が言う『意志』とは?⇩

  • 自分が何をしたいと願うか
  • どれを優先したいか
  • 何をすべきだと判断するか

この『意志を自由にすること』が本当の意味での自由という事なのでしょう。

そして『病気や身体の障害はその妨げにならない!』と言っています。

これを『うつ病』にあてはめてみましょう!

うつ病は気分障害なので、身体的には不自由はないです。

自分は以下の症状がありました⇩

  • 抑うつ状態で動く気力がない(無気力)
  • 焦燥感
  • 不眠
  • 過剰な不安

これをエピ先生が言う『意志を自由にする』という言葉で考えてみます!

うつ状態の自分

・自分が何をしたいと願うか➡何もしたくはない(無気力)
・どれを優先したいか➡仕事でなるべく失敗しない(不安)
・何をすべきだと判断するか➡仕事を辞めたい(焦り)

自分のやりたい事もなくなり、仕事を辞めることばかりに囚われていました💦

身体は自由でしたが、精神が『こうしなければならない!』という概念にガチガチに固められていました!

これでは自由な状態とは言えませんよね?

うつ寛解後の自分

・自分が何をしたいと願うか➡自分がやりたいと思えることをやる
・どれを優先したいか➡家族との時間
・何をすべきだと判断するか➡職場に気を遣って無駄に残業したり、無理に人付き合いしない

うつ病に苦しんでいる時は『○○すべき』というマインドブロックに自由を奪われていました。

うつ病などの精神疾患の患者さんも精神的な障害があっても『自分の意志を自由にできる事』で、病気は『意志の妨げ』ではなくなります!

まとめ

今日は自分の悩み
・辛い過去への向き合い方
・うつ病などの病気への向き合い方

この悩みをエピクテトス先生に答えてもらいました!

結論は⇩

今日のエピ先生の回答

Q:辛い過去への向き合い方
A:過去は変えれないが、過去の捉え方は変えることが出来る!
過去➡起こった事実➡変えれない(自分でコントロール出来ない)
過去への自分の評価➡変えられる(自分でコントロール出来る)

Q:うつ病などの病気への向き合い方
A:病気は身体の妨げではあるが、意志の妨げではない!
意志とは?➡自分が何をしたいと願うか、どれを優先したいか、何をすべきだと判断するか
意志を自由にすることが、病気への最良の向き合い方!

ハジメ
ハジメ

エピクテトス先生、ありがとうございました!

エピクテトス
エピクテトス

なんもじゃよ!それではの

ハジメ
ハジメ

は、はい。お疲れ様です!(急にフランク・・・💦)

いかがでしたでしょうか?

人の悩みは尽きることはありません。

現代も2,000年前も同じです!

哲学は堅苦しい印象ですが、人生の様々な問題への答えの一つになると思います。

自分は専門家ではないので、主に本で読んだことを自分の経験に当てはめて考えています。

どんな勉強も自分に当てはめられることが大事だと思います!

大人こそ日々の生活を楽にする為に勉強しましょう(体力・気力があるときにね)


自分も勉強中の身です!これから一緒に勉強して日々の生活を改善していきませんか?

それではまた👋

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