私は関東で働いていた時に、過労とストレスでうつ状態になってしまいました。現在は症状は寛解していますが、季節の変わり目などは症状が再発しないか不安になります。
そんな状態の私ですが、前の職場は抑うつ状態が再燃して退職しました。今はストレスは少なく無理なく働けています。
私は医療従事者で、前の職場が70代前半の院長が経営する個人病院でした。スタッフも数十人と、規模もそこまで大きくはありませんでした。
その院長はこんな感じの人⇩
- 患者数の減少などは、すべてスタッフの能力不足
- 突然質問をして、答えに詰まると患者の前で叱責される
- 思い通りに言うことを聞かない患者を怒って泣かせる
- 一日30分以内の残業はカウントされない(切捨て)。
- スタッフが手が空いた時に事務仕事でパソコンしていると、『何パソコンしてるんだ』と怒る(なぜ?(笑))。
あげればキリがないので、これくらいにしますが、他のスタッフでキレられて後ろから膝けりされたスタッフもいました。
周りのスタッフの人たちは良い人が多かったですが、自分は働きながら違和感をずっと感じていました。それは、自分が院長に怒られた時などに、励ましてくれようとしているのですが、最後に『院長だからしょうがない』という空気になることでした。
学習性無力感1という言葉があります。『長期間逃れられないストレスにさらされた動物や人は、その状況から逃れようとする努力すらしようとしなくなる。』という心理現象です。その病院で働いているスタッフは、若い時から長期間働いているスタッフか、入社してすぐに退社するスタッフに、二極化していました。
私は約2年くらいで退職したので、比較的在職期間は短いスタッフでした。その間に、来院人数を改善しようと考えたり、こうした方が効率が良いなど、いろいろと意見を出そうと頑張った時期もありましたが、成果とは無関係に怒られたりするたびに、どんどんやる気がなくなっていきました。
ブラック企業に勤めている人が、周りに『なんでそんなところで働いているの?』と言われても、働き続けるのは、思考がもう無駄だと感じているのでしょう。
うつ病持ちがブラック企業で働くと・・・
うつ状態のときは、自己肯定感が底辺まで落ち込みます。そんな状態になっている人を見たら、普通の人間は『大丈夫?体調悪いの?』となりますが、ブラック企業のトップは一味違います。元気がない、そんなだからダメなんだと、隙を見せればひたすらに攻撃してきます。
彼らが気にするのは、自分を肯定してくれること、それがすべてです。それが満たされなかったり、自分と価値観が違うなと感じたら、ダメな奴だ、失礼な奴だと攻撃してくるでしょう。
医療系の職場だから、病気への理解が高いかと言われれば、そんなことはありません。知識や経験とは別に、他人を思いやる気持ちがなければ、意味を持たないのです。
うつ病は症状が良くなってきても、『完治』という言葉はあまり使いません。『寛解』『回復』という表現を使います。それは、うつ病という病気になると、以前の状態には完全には戻らないからです。一度は良くなっても、症状の波は大なり小なり出てくるでしょう。
うつ病の人が、ブラック企業のようなストレスフルな場所で働き続ければ、遅かれ早かれ症状が再発するでしょう。そのような場所は、一刻も早く離れるしかないのです。少なくとも自分は、辞めて今幸せです。
結論:ブラック企業からはすぐに逃げよう
今日は自分が、『うつ病持ちがブラック企業で働いて感じたこと』を書きました。
結論はシンプルで、はやく逃げろです。
ブラック企業の経営者や、その環境に慣れてしまった人たちは、今の自分たちの価値観が正しいのです。傍から見ていておかしくても、彼らからすると、周りが変わってしまった、おかしくなっている、という感覚になります。それを変えることは、誰にもできません。
だから、逃げましょう。例えカッコ悪くなっても死ぬよりはマシです。
もし、その様な環境にいる人がいたら、すぐに逃げることを祈ってます。


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