葬送のフリーレンの名言!人生は有限だからこそ成長できる

不安への対処法

今日はアニメ『葬送のフリーレン』から、管理人の心に響いた名言を紹介していきたいと思います(一部ネタバレがありますのでご注意を)。
公式サイト『葬送のフリーレン』公式X

この記事で学べることは、下記の通りです。

  • 人生は限りがあるからこそ成長できる
  • 永遠の命があれば、何でもできるわけではない
  • 死を意識することは重要

セリフは、葬送のフリーレンのエピソード25『致命的な隙』からの引用です。フリーレンと大魔法使いゼーリエとの、回想シーンの一コマからです。

葬送のフリーレンの名言 人間に与えられた時間は有限

出典:葬送のフリーレン公式サイト

まずはやり取りを見てみましょう。フリーレンが、師匠であるフランメの遺言書をゼーリエに届けたときの回想シーンです。

フランメの遺言の内容に機嫌を損ね、遺言書を切り裂いたゼーリエ。フリーレンはそのまま立ち去ろうとしますが、ゼーリエから少し散歩しようかと誘われます。ゼーリエはその時に、フランメが子供の頃だったときの話をしました。

ゼーリエ
ゼーリエ

あの子(フランメ)は私にとっては、無にも等しいような短い人生で、人類の魔法の開祖にまで上り詰めた。

フリーレン
フリーレン

先生は、いつも判断がとても早かった。まるで何かに急かされているみたいに

ゼーリエ
ゼーリエ

人間には寿命がある。私たち(エルフ)よりも死に近い場所にいるんだ

人生には、重大な決断をしなければならない時がいくつもあるが、あの子たち(人間)は、それを先送りにはできないんだ。

私たち(エルフ)は、それを100年後にやっても、200年後にやってもいい。千年ほったらかしたところで、何の支障もない。

私たち(エルフ)の時間は、永遠に近いのだから。

いいシーンなので、ぜひ本編を見てない方はご覧ください!

いくつかのポイントを紹介していきます。

『まるで何かに急かされるように』死を意識する

フリーレンの師匠であるフランメは、人間の国に魔法の研究を認可させるほどの偉業を成し遂げます(それまでは魔法の研究は禁忌だった)。ゼーリエがフランメを弟子に取ってから、50年程の出来事でした。

フリーレンのセリフを思い出してみましょう。

『先生は、いつも判断がとても早かった。まるで何かに急かされているみたいに。』

人生が有限であることを知っていたフランメは、判断がとても早かったようですね。それはフランメが死を意識していたからでしょう。

メメントモリ(Memento Mori)という言葉をご存知でしょうか?ラテン語で『死を忘れるな』という意味です。

人生が有限であることを意識し、日々の選択や行動をより良い方向へと導くことができます。

『重大な決断を先送りにはできない』時間は有限だから

ゼーリエのセリフ、『人生には、重大な決断をしなければならない時がいくつもあるが、あの子たち(人間)は、それを先送りにはできないんだ。』には大切なことがたくさん詰まっています。

まず、葬送のフリーレンの世界では、人間、エルフ、ドワーフ、魔族(人語を話す魔物)がいます。その中でエルフは、ほぼ永遠の命を持つ種族です。彼らにとっては、人間の寿命などほんの一瞬の出来事でしょう(ちなみにフリーレンは千年以上生きています)。

エルフにも人間にも、何か重大な決断をしなければならない時は訪れます。

ゼーリエは言います、『私たち(エルフ)は、それを100年後にやっても、200年後にやってもいい。千年ほったらかしたところで、何の支障もない』。エルフにとっては、時間は重要な問題ではなさそうですね。

しかし、人間は違います。現代でも平均寿命は80∼90歳の間です。特に若い時代は一瞬のわりに、重要な決断を迫られることが多いです。

まだ若いから大丈夫、またあとで考えれば(やれば)大丈夫、このような考えを持っていて、実際はやらなかったことはありませんか?人生は有限であることを常に意識して、日々の行動や決断を有意義なものにすることで、あなたの人生は確実に変わるでしょう。

これは何も、生き急いで何かをしろ!っと言っているわけではありません。何かをやることも、やらないことも決断です。あなたにとって重要なことは何ですか?今一度考えてみましょう。

永遠の命(時間)があれば、なんでもできるわけではない

坂本龍馬が、暗殺されて亡くなったとき何歳だったかご存じでしょうか?

答えは31歳です。私も龍馬の年齢を超える歳になりました。

坂本龍馬の偉業は、あえて書くまでもないと思いますので割愛しますが、彼がその短い生涯で成し遂げたことは、日本を変えるほどの影響がありました。

ここで、ゼーリエのセリフを思い出しましょう。『私たち(エルフ)は、それ(重大な決断)を100年後にやっても、200年後にやってもいい。千年ほったらかしたところで、何の支障もない。私たち(エルフ)の時間は、永遠に近いのだから。』

龍馬が、『まだ自分には人生があるから、ゆっくり考えよう』と思っていたとしたらどうでしょう?きっと何も成し遂げることはできなかったでしょう。

最後に、ゼーリエはフリーレンに言います。

『私たち(エルフ)は、人間に追い抜かれる。鍛錬を怠るなよ、フリーレン。お前を殺す者がいるとすれば、それは魔王か、人間の魔法使いだ。』

時間があるから、成長できるわけではないのです。その限られた時間の中で、何を為すか、何を考えるかが大事なのです。フリーレンは、その長い人生の中で鍛錬を怠らなかったからこそ、魔王を倒すという偉業を達成できたのですね。


今日はアニメ『葬送のフリーレン』の中から、限りある人生を有効に生きるために必要な考え方を紹介しました。

自分は読書だけでなく、アニメも好きです。そして何より製作者が何を考え、何を伝えようとしているのかを考えることも好きです。

媒体は何でもいいのです。自分の人生にとって有益な考え方があれば、積極的に採り入れましょう。

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