すぐに怒ってしまったり、不機嫌な態度で周りの雰囲気を悪くしてしまった事はないでしょうか?
もしくは周りにそんな人はいないでしょうか?
もし自分が当てはまる人なら、この様な悩みを抱えてませんか?
今日の記事はそんな方の悩みに、ストレスを溜めまくり『うつ病』を発症した自分が、経験して楽になった事、こうしておけば良かったことを書いていきます!
結論として自分が心療内科やカウンセリング、認知行動療法などをいろいろと受けた結果、効果的だった手法を書いていきます!
それぞれ解説していきます!
怒りとは何?
『怒りとはなにか?』
自分が勉強した心理学検定の書籍によると
目標達成に向けた行動を妨害するもの、その障害となるものが出現する状況下においては怒りが喚起され、攻撃が生み出される。怒りは障害となるものを破壊し目標を達成するという機能を持つ。
引用:心理学検定 基本キーワード 改訂版より
『自分が何かやりたいのに、邪魔されてできない!』
こういう状況の時に、怒りは生み出されるのです。
もちろん適切に怒る事も重要ですが、偉人アリストテレスがそれは難しいと言っています!
「怒ることは誰にでもできる。ただ怒るのは簡単なことである…しかし適切な相手に、適切な程度に、適切な場合に、適切な目的で、適切な形で怒ることは容易ではない。」
アリストテレス(古代ギリシアの哲学者)
怒りが生まれる仕組み
JAICO(日本産業カウンセラー協会)にわかりやすい例えがあったので紹介します!
怒りをライターの炎に例えて解説しています。
~怒りの炎が燃える時~
- 『~である‟べき”』という自分の価値観が裏切られる時に着火スイッチが『カチッ』と火花を散らします。
- そしてガス(マイナス感情)に引火し、炎(怒り)になります!
- ガスが多いほど怒りは大きく燃え上がります!
例えばあなたが『約束の時間は絶対に守るべき!』という価値観があったとします。
そして相手が約束の時間に遅れてきたとします。
その際に『時間は守るべき』という自分の価値観が裏切られ、着火スイッチが発火し、怒りの炎が点火します!
待たされる時間が長いとか、普段から相手が時間に遅れてくるなどで、ガス(マイナス感情)が多くなると怒りの炎は大きくなってしまいます!
~怒りの炎を弱くするには~
- ガス(マイナス感情や状態)を減らす!
- 『~すべき』という火花を減らす!
以上の片方、もしくは両方を減らすことで怒りを小さく・短くすることができます!
怒りなど負の感情を溜めることのデメリット
皆さんは当然ですが怒りを溜めても『スーパーサイヤ人』にはなれません(笑)
話がそれましたが、怒りを溜めることのデメリットをあげていきます!
特に自分は2番の『怒りなどを溜め込んでしまうタイプ』なので、ストレスをたくさん抱えていました!
そして、限界を迎えて『うつ病』と診断されました。
何か対策をしないと、いつの日かパンクします(そこの我慢の度合いは人によります、自分は1年半溜め込みました)
まだ余裕のあるうちに対策をしましょう!
怒りへの対処法
最後に自分が『怒り』などの負の感情に対して、効果的だと思った方法を紹介していきます!
それぞれ解説していきましょう!
《アンガーマネジメント》
アンガーマネジメントの究極の目標は、怒りが深刻な問題にならないように上手く制御し、管理することである。
Wikipedia「アンガーマネジメント」より
自分がカウンセリングを受けていた時に教えてもらった方法を書いていきます!
6秒ルール
カッとなった時に、感情に任せて怒ってしまうのではなく『6秒間待ちましょう』!
なぜ6秒なのか?
どんな怒りもピークは6秒ほどだと言われています。この6秒を乗り切れれば、衝動的な行動(殴ったり)を避けることができます。
- 怒りを感じたらまず深呼吸!
- 心の中で『1,2,3・・・』っと数える!
- 感情が落ち着いたら、何が原因で起こったのかを考える(意外と大したことない)
怒りを数値化してみる!
冷静になったときに10段階で『さっきの怒りは何点かな?』っと点数をつけてみてください!
数値化して客観的に怒りを観察してみましょう!
きっとイライラしている時は低い点数でもカッとしてますよ。
《物事を自分のコントロール『できること』と『できないこと』にわける!》
自分の好きな考え方に、物事を『コントロールできること』と『コントロールできないこと』に分ける!っという考え方があります!
スポーツ選手などがインタビューなどで言っているのを聞いて、よくその考え方を使っています。
元はストア哲学という、古代からの哲学が元祖だそうです!
- 『コントロールできること』に関しては、努力して改善できるようにします
例)自分、考え方、未来など - 『コントロールできないこと』に関しては、極力気にしないようにします!
例)他人、他人の行動や考え方、過去など
この考え方を実践できるようになると、限りある自分のエネルギーを適切な方向に向けることができます!
怒りは大体が『コントロールできないこと』で発生します(他人の行動など)
他人に惑わされずに自分のエネルギーを有意義なことに注ぎましょう!
《趣味に没頭》
嫌なことを忘れられる趣味に没頭することも怒りの対処に有効です!
1番シンプルですね(^^)
自分のストレスの逃げ道を作るイメージで自分は考えています!
ストレスはコップに溜まる水のようなものです。
適度に抜いてやらないと、いつか溢れてしまいます。
もし『今まで楽しかった趣味が、全然楽しくない』などの兆候があったら早期に心療内科などを受診されることをお勧めします。
自分の中でも、かなり状態が悪い時は趣味を楽しめなくなっていました😢
あなた自身の心の逃げ場を、趣味という自分の楽しみの中に作ってください!
まとめ
今日のまとめです!
今日は『怒りへの対処法!』っということで記事を書きました!
最後に、自分の考え方や怒りへの対処を考えても、環境(職場など)がそもそも良くない場合はその場所から遠ざかることが1番です(転職など)!
世の中には無数の選択肢があります!
決して今の場所に拘らずに、自分に合う場所を探して動くことも良い事だと思います!
※注意:『うつ病』などの治療を受けている人は判断力が落ちているので、担当医と話して焦らずに決めましょう。
これからも『日常の様々な不安』に対して、考え方や気持ちが楽になる方法などを発信していきますので、ぜひまた読んでみてください!
それではまた!
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